一人暮らしの風呂掃除、週何回が適切?楽に行うコツ4つ

生活メモ

一人暮らしを始めた時に、お風呂が意外にも早く汚れることに驚きました。

実家では母親が毎日風呂掃除をしていたことを、再確認しましたよ。

でも、仕事が忙しいし、手間がかかるし、毎日掃除するのは大変ですよね?

そこで、以下では、

一人暮らしの風呂掃除の一般的な頻度
風呂掃除を楽にするコツ
基本的な風呂掃除の方法

など、知っておくと便利な情報をご紹介します。

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風呂掃除の頻度は一人暮らしの人は週に何回?

驚くことに、一人暮らしの場合、お風呂掃除の頻度は週に1回がほとんどです!

私自身も一人暮らしをしていましたし、会社の同僚(男性)や友人(女性)にも聞いてみたところ、ほとんどが同じです。

基本的には毎日お風呂に入りますが、平日は「ミニ掃除」をして、週末にしっかりと「まとめ掃除」をするパターンです。

つまり、厳密には毎日掃除していることになりますが、しっかりした掃除は週に1回で十分です。

入浴方法が「シャワーだけ」の場合

入浴方法は人それぞれですね。

シャワーだけの人は風呂があまり汚れず、掃除の頻度も少なくて済むと思われがちですが、それは大きな誤解です。

シャワーだけでも体から「人体の垢」が出ますし、シャンプーやボディーソープからは「石鹸の垢」が出ますし、浴室内が蒸気で湿気ると「カビ」が発生します。

したがって、週1回の風呂掃除はシャワーだけの人でも同じく必要です。

もちろん、未使用の湯船はあまり汚れないので、掃除の手間が少なくて済む面もありますが。

風呂掃除のスケジュールとは?

私が実践している風呂掃除のスケジュールはこちらです。

毎日の軽い掃除
週に1回の徹底な掃除
3ヶ月に1回の細かい箇所の掃除

毎日正式な掃除をしなくても、週1回の掃除と時々行う徹底的な掃除(細かい箇所を重点的に)で、浴室をキレイに保つことができます。

「毎日の軽い掃除」の重要性

毎日の軽い掃除を行うことで、週1回の掃除や時々の徹底的な掃除が楽になります。

シャワーでお湯と水を浴室全体にかける
浴室全体を清潔に保つために、お湯と水を使って浴室を洗い流しましょう。浴槽、壁、床、シャワーヘッド、そして浴室のドアまで、全体にお湯をかけてから水で洗い流します。
換気扇を回したり窓を開けて換気する
入浴後は、換気扇を回したり窓を開けて湿気を外に逃がしましょう。
水切りワイパーで水分を拭き取る
水切りワイパーを使って、浴室の水滴を拭き取ります。これにより、浴室内の湿気が減少し、カビの発生を防ぎます。
排水口にたまった髪の毛を取り除く
浴室の排水口にたまった髪の毛を毎回取り除きます。これにより、排水の流れがスムーズになり、カビの発生を防ぎます。

毎日行うミニ風呂掃除の3つのメリット

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掃除は正直、得意ではありません。でも、風呂のミニ掃除だけは欠かせません。なぜなら、こんなにも3つのメリットがあるからです。

(1)週1回の掃除時間が短縮される
毎日のミニ掃除の最大のメリットは、週1回の風呂掃除の時間が短縮されることです!風呂は毎回入るたびに汚れますが、毎日のミニ掃除を続けることで、汚れの蓄積が明らかに減ります。力を入れてゴシゴシこす必要もなく、ちょっとした掃除だけで週1回の掃除が済んでしまいます。
(2)毎日キレイなお風呂に入れる
誰しも、汚れた風呂に入りたくありませんよね。ヌルっとした浴槽や、カビ臭い排水口のニオイ。そういった不快な感覚がなく、毎日キレイなお風呂に入れることもメリットです。
(3)排水口のヌメヌメを触らないで済む
たとえ一人暮らしであっても、排水口のヌメヌメに触りたくありませんよね。でも、髪の毛をこまめに取り除いて、石鹸カスも洗い流しておけば、ヌメりを防ぐことができます。週1回の風呂掃除のときに少し磨くだけでOKです!

一人暮らしの風呂掃除(週1回)のコツ

初めて一人暮らしを始め、風呂掃除に取り組む場合、どのように進めればよいのでしょうか?

そんな方々のために、必要な道具から手順まで、詳しく紹介します。

一人暮らしでも揃えたい風呂掃除の道具4選

一人暮らしを20年以上経験した私が、「これだけあればOK!」という風呂掃除の道具を厳選しました。

それが以下の4つです。

風呂用スポンジ
風呂用ブラシ
バスマジックリン
歯ブラシ(使い古しでもOK)
手荒れが心配な方は、ビニール手袋を用意してください。

基本的に、風呂用スポンジやブラシは100円ショップで十分です。

カビがある場合は、塩素系漂白剤(カビキラー・カビハイター)も必要です。

一人暮らしの風呂掃除の手順

道具を揃えたら、いよいよ一人暮らしの風呂掃除を始めましょう。

少し手間はかかりますが、週に1度と割り切ってください(笑)。

風呂掃除の手順は以下の通りです。

  1. 換気扇をつけるか窓を開ける
  2. 浴室全体にシャワー(お湯)をかける
  3. スポンジにマジックリンを付けて浴槽を磨く
  4. スポンジにマジックリンを付けて壁を磨く
  5. ブラシにマジックリンを付けて床や排水口を磨く
  6. スポンジでシャンプーボトルを磨く
  7. 浴室全体にシャワー(お湯)をかける
  8. 排水口のゴミを捨てる

最初に、換気扇のスイッチを入れるか窓を開けてください。

お湯を使ったり体を動かすため、閉め切ると汗をかくことがあるので、換気は必要です。

換気が十分なら、浴室全体にお湯のシャワーをかけて表面の汚れを洗い流します。

その後、スポンジにマジックリンを付けて浴槽や壁を磨きましょう。

次に、ブラシにマジックリンを付けて、床や排水口周りをしっかり磨きます。

最後に、シャンプーやボディーソープのボトルをスポンジで軽くこすり、浴室全体にお湯のシャワーをかければ終了です。

排水口にゴミが溜まっていたら、それを捨てて風呂掃除は完了です。お疲れ様でした!

※床や壁のタイルの目地は、使い古した歯ブラシで磨くと効果的です。

※天井にシャワーをかけないように注意してください。水滴が垂れてくると不快ですし、天井は3ヶ月に1回の掃除で十分です。

一人暮らしの風呂掃除(3ヶ月に1回)のコツ

風呂を週に1回掃除するとき、手の届きにくい場所がありますね。

それらの箇所は次のとおりです。

シャワーヘッドやホース
蛇口
換気扇(フィルター)
天井

これらの箇所は、約3ヶ月に1回の頻度で掃除することを忘れないでください。

季節ごとに1回の掃除が目安です。

※鏡はよく使う人は週に1回必ず、あまり使わない人は3ヶ月に1回の掃除で十分です。

シャワーヘッドのキレイにするコツ

毎日使うシャワーヘッドに、水垢がついていませんか?

一つずつ磨いて落とすのは手間がかかるので、浸け置き洗いをしましょう。

バケツに、大さじ1杯のクエン酸を1リットルの水に溶かします(酢でもOK)。

その中にシャワーヘッドを3時間ほど浸け、歯ブラシで軽くこすってください。

水垢がスルッと取れてキレイになりますよ!

蛇口のキレイにするコツ

蛇口の周りに白い水垢がついていることがありますね。

これは水垢のため、クエン酸を使います。

ただし、蛇口は水に浸けられないので、キッチンペーパーを使います。

クエン酸を200mlの水に溶かし、その中にキッチンペーパーを浸します。

ビショビショのキッチンペーパーを蛇口に巻き、3時間ほど放置します。

その後、ペーパーを取り外し、ブラシで水垢をこすればピカピカになります。

換気扇(フィルター)の掃除のコツ

お風呂の換気扇にはフィルターが付いていることが多く、これを取り外して掃除します。

まず換気扇のスイッチを切り、フィルターにバスマジックリンをかけ、ブラシで黒ずみを徹底的に落とします。

洗ったフィルターはベランダで陰干しし、乾燥させてから元の場所に戻します。

換気扇本体の汚れは、バスマジックリンを含ませた雑巾で拭くと良いでしょう。

天井の安全な掃除のコツ

お風呂場の天井も汚れやすいですが、背の高い人でも手が届きにくいですよね?

しかし、浴槽のへりに足をかけて天井を掃除するのは危険です。

そのため、柄が長いモップを用意します。

アルコール除菌スプレーを染み込ませたキッチンペーパーを巻き、天井を拭き掃除します。

カビが発生している場合は、カビキラー(カビハイター)を使用しますが、注意してください。

一人暮らしでも楽に風呂掃除!4つのアイデア

週に1回の風呂掃除は、時には20分でもかかり、長くて30分以上かかることもあります。しかし、手間を省く方法が4つあります。

シャンプーやリンスを床や棚に置かない

シャンプーやリンス、ボディーソープなどのボトルは、主に「底の面」が汚れます。これらを浴室の棚に置いておくと、水垢で汚れます。それぞれを1つずつ洗うのは手間がかかります。解決策としては、シャンプーやリンスなどのアメニティ類の数を最小限にするか、浴室内に置かないことです。洗面器にシャンプー類を入れて浴室の外に置く、入浴時に持ち込む、お風呂から出るときに持ち出す、という習慣をつけることです。これが一番です。また、壁にフックで吊るせるボトルを使う方法もあります。

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換気扇を24時間稼働させる

私の一人暮らしの部屋の風呂は通気が悪く、梅雨時にカビが大量発生していました。窓がなく、小さな換気扇しかありませんでした。そこで、換気扇を24時間稼働させることにしました。すると、梅雨でもカビが生えなくなりました。カビ防止には、湿気を飛ばして乾燥させるのが効果的です。換気扇を24時間稼働させるのは、抵抗があるかもしれません。でも、賃貸なら心配いりません。モーターが故障しても大家が修理してくれますし、電気代もほとんど気になりません。そのわずかな負担でカビ掃除の手間が軽減されます。

風呂掃除の前日に「仕込み」をする

お風呂場に洗面器やバケツ、椅子、マットなどを置いていると、風呂掃除にかかる時間が増えます。特に、浴槽の蓋の掃除は非常に面倒です。このような負担を減らすには、風呂掃除の前日に「仕込み」をすると良いでしょう。風呂掃除の前日、入浴後に浴槽のお湯を捨てずに、そこに洗面器、バケツ、浴槽の蓋、椅子、マットなどを入れます。そして、重曹を1カップほど入れ、次の日まで放置します。残り湯の湯気が出るので、換気扇を回しっぱなしにします。翌日にブラシで洗うだけで、汚れが簡単に落ちます。

入浴剤を使う頻度を減らす

入浴剤はリラクゼーション効果があり、入浴が楽しくなります。しかし、入浴剤を使うと汚れやすくなります。バスタブの汚れやすさは入浴剤の種類によりますが、基本的に使う方が汚れやすくなります。連日使用すると、風呂掃除の手間が増えるので、毎日使うのはやめて、隔日や3日に1回に制限することをお勧めします。

カビの落ちやすいもの・落ちにくいもの

風呂のカビには、一般的に3つのタイプがありますが、ご存知でしょうか?

・赤カビ
・黒カビ
・青カビ

この中でよく見られるのは赤カビと黒カビの2つです。

赤カビは、浴室の扉や洗面器の底、シャンプーボトルの底などによく発生し、ピンク色でヌルヌルしています。

一方、黒カビは、浴室の壁によく発生し、黒くて頑固なカビです。

赤カビは比較的軽くこすっただけで落ちますが、黒カビは少しこすっただけでは落ちません。

黒カビが根を張った状態になると、表面をこするだけでは取り除けず、カビキラーなどを使用して浸透させてカビ菌を死滅させる必要があります。

まとめ

一人暮らしの方々に風呂掃除の頻度を尋ねると、ほとんどが「週に一度」だと答えます。

しかし、実際には完全に週1回だけというわけではありません。

入浴するたびに湯垢を洗い流したり、排水口の髪の毛を取り除くなど、「ミニ風呂掃除」をするのが一般的です。

私も週に一度しか掃除していませんが、それでもカビに悩まされていません。それは365日24時間、ほぼ換気扇を稼働させているからです。

これにより、カビの原因となる湿気が取り除かれ、風呂場が常に乾燥した状態を保つことができます。

この方法は効果的なので、ぜひ試してみてください!

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