ゆで卵は手軽に調理でき、栄養も豊富でお弁当の定番です。ですが、お弁当にゆで卵を入れるときにはいくつか気を付けるべきポイントがあります。
「暑い日にゆで卵をお弁当に入れても問題ないのだろうか?」
「前日に作ったゆで卵を入れても安全に食べられるか?」
これらの疑問は、ゆで卵をお弁当に取り入れる際によく思うことです。
本記事では、ゆで卵をお弁当に入れる際のコツや、前日に調理した卵を使うことの安全性、おすすめのアクセサリーなどについて詳しく説明します。
お弁当にゆで卵を安全に持ち運ぶコツ
お弁当にゆで卵を加えるのは良いアイデアですが、安全に持ち運ぶためには注意すべき点がいくつかあります。ここでは、実践しやすいいくつかのアドバイスをご紹介します。
ゆで卵は十分に加熱する
お弁当にゆで卵を入れる際の最も重要なルールは、卵を十分に加熱することです。生や半熟の状態は食中毒のリスクがあるため、しっかりと火を通す必要があります。特に暑い季節のお弁当では、完全に加熱したゆで卵のみを使用してください。
ゆで卵は殻付きで持ち運ぶ
ゆで卵をお弁当箱に詰める際は、殻を剥かずにそのまま入れることがポイントです。半分に切ると見た目は良くなりますが、殻がついている状態の方が安全です。卵を剥いたり切ったりすると、表面が空気に触れることで微生物の汚染リスクが高まります。なるべく殻付きのまま持ち運びましょう。
梅干しを一緒に入れて安全性アップ
また、ゆで卵と一緒に梅干しを入れることもおすすめです。梅干しには抗菌作用があり、お弁当の中の微生物の増殖を抑える効果があります。そのため、伝統的に多くのお弁当に梅干しが使われています。
お弁当に前日に茹でたゆで卵を使うのは大丈夫?
お弁当用のゆで卵を前日に茹でるのは問題ありませんが、しっかり冷蔵しておくことが大切です。
ゆで卵は冷めるのに時間がかかるため、まだ熱い状態でお弁当箱に入れると、問題が起こる可能性があります。また、準備を急ぐと、卵が半熟のままになることもあります。
熱いままのものをお弁当に入れたり、半熟卵を持ち運ぶのは、食中毒のリスクを高めるため、避けた方が良いです。
より安全にするためには、ゆで卵を前日に作り、しっかりと冷蔵庫で冷やしておくことが推奨されます。
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夏のお弁当にゆで卵を持っていく際の便利グッズ
夏季にお弁当にゆで卵を持ち運ぶ場合、食品を冷やすことが非常に重要です。高温はゆで卵が腐敗する速度を加速させ、食中毒のリスクを増大させます。腐敗した卵の臭いは非常に強烈で、忘れられないほどです。
それでは、どのようにしてゆで卵を含むお弁当を安全に持ち運びできるのでしょうか?
保冷剤を利用する
ゆで卵を含むお弁当を安全に持ち運ぶ方法の一つとして、保冷剤の利用があります。これにより食品を食べる時間まで冷たく保つことができます。保冷剤は小さく軽量であり、簡単に入手可能です。100円ショップやケーキ屋さんで受け取った保冷剤を再利用して、お弁当の冷却に使用することもできます。特に、長時間保存する際には効果的な高性能の保冷剤を使用することをお勧めします。
保冷バッグを使う
お弁当をさらに長時間冷たく保つためには、保冷バッグの使用が効果的です。保冷剤を保冷バッグに入れることで、ゆで卵をはじめとする食品の鮮度を長持ちさせることができます。保冷バッグは100円ショップやオンラインショップ、雑貨店などで簡単に購入でき、デザインも様々で選ぶ楽しみがあります。
エッグホルダーを活用する
卵を安全に持ち運ぶためには、エッグホルダーの使用も推奨します。これは卵を割れないように保護する専用のケースで、安全に卵を持ち運べます。ただし、エッグホルダーには保冷機能がないため、暑い季節には保冷剤と併用することが望ましいです。冬場はエッグホルダーだけでも十分ですが、夏場は追加の冷却対策が必要です。
お弁当に最適なゆで卵の茹で方
お弁当に入れるゆで卵の茹で時間は、10分から12分が理想です。この時間は、水が沸騰した後からの計測です。水から卵を茹で始めるときは、水が沸騰したらタイマーをセットすると良いでしょう。
12分以上茹でる場合でも問題ありません。少し長めに茹でても、ゆで卵は美味しく食べられます。
お弁当でのゆで卵は、固ゆでがおすすめです。ゆで卵は傷みやすいので、しっかりと加熱しておくことが大切です。
私はタイマーとして「アレクサ」を使用しています。声でタイマーをセットできるため、手が汚れていても便利です。
まとめ
ゆで卵をお弁当に持っていく際は、しっかりと茹でてから冷やし、殻をつけたまま持ち運ぶことがポイントです。夏場は保冷剤や保冷バッグを使い、冬場はエッグホルダーが役立ちます。これらの方法を活用して、安全で美味しいゆで卵をお弁当に加えてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。