新しいタオルを長持ちさせるために定期的に交換すると、次第に使い古したタオルが溜まってしまいますよね。
通常、固くなったタオルは雑巾として再利用されることが多いですが、大掃除の後でもまだ余ってしまうことがあり、これが収納スペースを圧迫する原因にもなります。
そこで今回は、私が実際に便利だと感じた、古いタオルを再利用する方法やリメイクのアイディアをいくつかご紹介しますね。
古いタオルを雑巾にリメイクする方法
ふつう、使い古したタオルは雑巾として再利用されますが、その作り方によって使い心地が変わることがあります。
小さいハンドタオルはそのまま雑巾として使うことができて便利ですが、フェイスタオルやバスタオルなどの大きなタオルは雑巾にするために切る必要があります。タオルを切るときには繊維のカスが落ちることがあり、初期の使用時に少々手間がかかるかもしれませんね。
以下は、古いタオルを雑巾として効果的に利用するための手順です。
タオルを半分に切ります。
タオルの両端の硬い部分を取り除きます。
切ったタオルを半分に折り、縫い合わせます。
筒状にしたものを裏返します。
周囲を一周縫い、最後に「×印」で補強縫いをします。
この製法だと、タオルの切り口が内側に隠れて、掃除時に繊維のカスが落ちるのを防ぐことができます。さらに、「×印」で縫うことで布がよれず、より丈夫な雑巾が完成します。
縫わないで使える雑巾の活用法6選
縫うのが面倒な場合や、手軽に雑巾を使いたい時代に合わせて、100円ショップで購入できる雑巾も便利ですが、手持ちのタオルをカットして即使用できる方法も便利です。ここでは、そういった縫わない雑巾の便利な使い方をご紹介しますね。
これらの雑巾は使い捨て可能で、「ウェス」とも呼ばれており、使用後にはすぐに廃棄できます。この方法は洗濯の手間を省き、手の乾燥も防ぐため、多くの人にとって利点が大きいです。
縫わない雑巾のカットのポイント
縫わない雑巾を作る際には、用途に応じて事前にタオルを適切なサイズにカットすることが大切です。カット時の糸くずやほつれは避けられないものの、カット方法に工夫を凝らすことで、これらの問題を軽減できますよ。
例えば、タオルに小さな切れ目を入れてから手で破る方法は糸くずを少なくすることができます。また、厚手のタオルをカットする場合には、一般的なハサミよりもピンキングバサミを使用すると良いでしょう。糸くずが気になる場合は、大きな袋の中でタオルをカットし、その中で糸くずを集めるという方法もあります。
使い捨て雑巾での汚れた場所のクリーニング方法
使い捨ての雑巾は、特に汚れがひどい場所の掃除に大変役立ちます。具体的には、網戸や窓のサッシ、キッチンの換気扇、コンロ周りの油汚れ、排水口などがあります。これらの場所で使い捨て雑巾を使用すると、洗う手間が省け、一度使ったらそのまま捨てることができるため、効率的です。初期の大掃除で雑巾に残る繊維のカスがあっても、後の掃除で対処できます。
使い古したタオルで簡単フローリングモップ
フローリングは食べこぼしや足の汚れ、皮脂によるベタつきが頻繁に起こります。そんなとき、使い古したタオルを濡らしてフローリングワイパーに装着すれば、迅速に床を水拭きできます。タオルを半分に切ってモップとして使用すると、タオルの切れ端がフローリングワイパーの上部に来るため、掃除中に糸くずが落ちるのを防げます。
ベランダ用の使い捨て雑巾の活用
ベランダは雨や砂埃で容易に汚れます。洗濯物を干す前にベランダを手早く清掃したい時、使い捨て雑巾が非常に便利です。手すりや物干し竿を素早く拭くことができ、乾拭きでも効果的です。洗濯ばさみを保管するカゴに使い捨て雑巾を一枚入れておくと、必要な時にすぐに取り出せて便利ですよ。
自転車と車のクリーニングに最適な雑巾の活用法
自転車や車の掃除には、特定の雑巾が非常に効果的です。雨に濡れた自転車のサドルやハンドル、車のホイールやタイヤの清掃に役立ちます。ただし、車の塗装面には微細な傷がつきやすいので、粗いタオルの使用は避けるべきです。それでも、タイヤ周りなどは安心して清掃できます。
油汚れの効率的な除去方法
使い捨て雑巾は、油汚れを素早く取り除くのにも適しています。食器やフライパンの油を拭き取ることで、水や洗剤の必要量を減らすことができます。また、揚げ物の油を処理する際には、使い捨て雑巾をビニール袋に入れて吸収させることで、簡単に処分できます。キッチンでは、これらを小さく切ってシンク下に常備すると便利です。
子どもの食事時の簡単掃除法
離乳食や手掴み食べの段階では、テーブルが汚れがちです。毎回布巾を洗うのは大変で、ウェットティッシュを使うとコストがかさみます。そこで、使い捨て雑巾を使用して素早く拭き取り、即座に廃棄する方法がおすすめです。これらの雑巾は以前はタオルとして使われていたもので、小さな子どもがいる環境でも衛生的に使用することができます。
玄関で役立つ古いタオルの活用方法
雨の日に外出から戻ると、服や靴、バッグがしばしば濡れています。そのまま家の中に入ると、床を濡らしてしまい、後での掃除が大変です。この問題を解決するために、玄関に古いタオルを置いておくと便利です。新しいタオルを使用するのはもったいなく、雑巾を使うのにも抵抗がある場合、古いタオルなら気兼ねなく使い捨てできますよね。
アウトドアでの古いタオルの便利な使い方
使い古したタオルは軽くて薄いため、持ち運びに便利で荷物にもなりません。キャンプやバーベキューといったアウトドア活動では、土や炭で汚れやすいため、使い捨て可能なタオルは特に重宝します。使用後はそのまま捨てることができるので、後片付けの手間も省けます。
使い捨てタオルで感染症対策
インフルエンザやノロウイルスなど感染力の高い病気の時、家族への感染防止のために別のタオルを使用するのが普通です。しかし、病気の人専用のタオルを毎回洗濯するのは大変です。そこで、使用後すぐに捨てられる使い捨てタオルが便利です。一人暮らしで体調が悪い時に洗濯するのは特に困難なので、使い捨てタオルは家事の負担を軽減し、体力を温存するのに役立ちます。嘔吐など緊急の清掃が必要な時にも、使い捨てタオルは効果的です。
ペットケアに役立つ使い捨てタオル
使い捨てタオルはペットのお手入れにも適しています。特に犬の飼い主にとっては、散歩後の足の汚れを拭き取るのに便利です。さらに、タオルを縛っておもちゃにすることもできますが、ペットが香りを嫌う場合があるため、使用前には洗剤や柔軟剤の香りを水洗いで落とすことが大切です。このようにして、ペット用のおもちゃとしても活用可能です。
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古いバスタオルのリメイクアイデア3選
バスタオルは使い古すと色褪せや手触りが劣化しますが、リメイクによってまだまだ活躍できます。ここでは、特に効果的だと感じたリメイク方法を紹介します。
バスマットとしての再利用
色褪せや手触りの悪化したバスタオルも、バスマットとしてなら十分活用できます。その作り方にはいくつかの方法があります。
① 縫い方でリメイク
最もシンプルな方法は、バスタオルを三つ折りにして全周を縫い、「×印」で補強する技法です。端のよれが気にならない場合は、両側だけを縫うだけでもバスマットとして機能します。
② タオルを結びつける方法
滑り止めマットにタオルを紐状に切って一本ずつ結びつける方法もあります。この方法は簡単ですが、タオルを切る手間がかかり、繊維のカスが出やすいのがデメリットです。
③ タオルを編んで作るバスマット
個人的に最もおしゃれでかわいいと思うのは、タオルを編んでバスマットを作る方法です。この方法で、古いタオルが新しい役割を果たし、見た目にも魅力的に変身します。
バスタオルを再利用したバスローブの作り方
バスタオルを使って簡易なバスローブを作る方法は、家庭内リサイクルの一例です。特に、小学校のプールで使用するシンプルなてるてる坊主型のタオルローブが作りやすいです。さらに、肩紐を追加することで、見た目をもっとおしゃれに仕上げることが可能ですよ。
タオルで作る便利なバッグ
タオルから作られるバッグは、その実用性から夏場のアクティビティに最適です。プールや海辺での使用に適しており、水滴を気にせずに使えるため、非常に便利です。タオル製なので、使用後は洗濯機で洗え、清潔に保つことができます。私はデザインにこだわらず、簡単に作れる子供の上履き袋と同様の方法で製作します。
古いタオルの活用法まとめ
古いタオルの再利用方法は多岐にわたります。これらを一箇所に保管すると場所を取るため、目的に応じて小分けにし、適切に収納することでスペースを有効活用できます。使い捨て可能であるため、掃除の際の手間が省け、気軽に掃除を始めることができますね。
ありがとうございました。