寒い季節が続いていますが、春に向けての準備はいかがでしょうか?今回は、入学式にぴったりの「スーツに映える簡単ヘアアレンジ」をご紹介します。
卒園式の時のヘアスタイルを入学式にそのまま使うのは避けるべきです。個人的な経験からも、その理由を感じています。さらに、記事の後半では入学式におけるマナーについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
入学式での服装選びのポイント
3月と4月の気候の違いを把握する
以前も触れましたが、卒園式と入学式で同じスタイルを選ぶのは避けるべきです。卒園式と入学式はカレンダー上では近い日にあるように思えますが、実際にはこの期間に季節が大きく変わります。
たとえば、卒園式の頃はまだ冷え込む日もありますが、入学式が行われる頃には春の暖かさを感じることが多くなっています。したがって、髪型を含めて季節の変化を考慮したコーディネートが必要です。春に相応しい服装を選ばなければ、入学式に適切な装いとは言えません。
「どの視点で選ぶか」を明確にする
入学式の服装選びには、就職活動や入社式のような厳密なルールはありません。インターネットで調べても、多くのスタイルが「かわいい」「素敵」と感じるだけで選びにくいものです。
そこで大切なのは、「誰にどう見られたいか」を自問することです。
・他の保護者にオシャレだと思われたい。
・子供に安心感を与えるような親の姿を見せたい。
・教員に信頼感を与えるような印象を持たれたい。
これらを意識することで、入学式の服装の方向性がはっきりし、適切な選択ができるでしょう。
ロングヘアの多彩なアレンジ方法
ロングヘアの魅力は、そのスタイリングの豊富なバリエーションにあります!単一のスタイルだけではなく、複数のアレンジ手法を組み合わせた「合わせ技」で、より楽しむことが可能です。
★アップスタイルとポニーテールのマッチ
このスタイルは、前髪を上げて残りの髪をポニーテールにします。
★ベーシックなハーフアップ
サイドの髪を取って後ろでまとめる、シンプルでクラシカルなアレンジです。
★ツイストを加えたハーフアップ
サイドの髪をねじって後ろで留めることで完成する「ツイストハーフアップ」です。
ロングヘアはその重みがあり、小さな変更でも大きく華やかな印象を与えます。特に30代や40代の女性には、これらのアレンジで洗練されたセレブ感を演出するのがおすすめです。
ミディアムヘアのスタイリングとその魅力
ミディアムヘアは、ロングヘアとショートヘアの間の絶妙な長さで、多くの人に親しみやすさを感じさせます。この中間的な長さは柔らかくフェミニンな印象を簡単に作り出すことができます。適切なアレンジで、「優しく」「アプローチしやすい」というイメージを強調することが可能です。
★柔らかくふんわりした「くるりんぱ」
「くるりんぱ」は、カジュアルでありながら柔らかな雰囲気を演出するスタイルです。この方法は、過度に整えられた印象を与えず、自然な柔らかさが特徴です。
★柔らかなハーフアップ
以前ロングヘアで取り上げたハーフアップは、ミディアムヘアにも適用可能で、異なる魅力があります。ミディアム長ではバランスを取るのが難しく感じることもありますが、それが逆に自然な可愛さを引き出します。毛先をわざとハネさせることで、カジュアルでありつつ洗練された印象を与えることができます。
ショートヘアアレンジの魅力と簡単な方法
ショートヘアのスタイリングは手軽でありながら、多くのメリットを提供します。特にその最大の利点は、派手なアレンジを施しても軽快な印象を保てるこさです。
たとえば、入学式などのフォーマルな場面では、色鮮やかなスーツや和服を選ぶママが少なくありません。また、目立つアクセサリーや濃厚なメイクを好む方もいます。そんな中で、ショートヘアはスッキリとした清潔感をもたらし、新鮮な印象を与えます。アレンジは主に前髪に焦点を当て、しっかりとキープすることが重要です。
ショートカットでは、大きめのピアスやイヤリングを付けてもスタイルが重たく見えることがありません。そのため、ヘアアレンジに合わせてアクセサリー選びも楽しめるのです。
入学式にぴったりの小物使い
入学式は華やかな場にふさわしい、明るい色の小物を選ぶことが推奨されます。
たとえば、バッグを選ぶ際には、通常の黒や茶色ではなく、クリーム色や淡いピンク色のものが好まれます。このような春色に挑戦することで、装い全体が一層明るくなります。
また、入学式ではコサージュが非常に役立ちます。胸元にコサージュを一つ加えるだけで、スーツの印象が格段に変わります。華やかなコサージュが一般的ですが、スーツの色に合わせた選択が重要です。
例えば、紺色のスーツには清潔感のある白いコサージュ、黒系のスーツには赤やピンクのコサージュをプラスしてアクセントをつけると良いでしょう。選んだスーツに調和するコサージュを胸元に添えることで、より完成度の高い装いが完成します。
入学式で守りたいマナーと適切な服装
入学式は格式あるイベントであり、礼儀作法が求められます。不慣れな方も不安に思うかもしれませんが、ここでは入学式における適切な服装と行動のマナーについてご紹介します。ただし、一般的なマナー(携帯をオフにする、静かにする等)はここでは触れません。
目立つ装飾は控えめに
入学式には、保護者も子供の大切な瞬間を見守るために割り当てられた席に座ります。前の人の視界を遮るような派手な髪型や大きなアクセサリーは避けましょう。特に、高く結んだポニーテールや目立つ飾りは背後の人の視線を妨げてしまうため、注意が必要です。
撮影は適切に
式中に撮影に夢中になると他の出席者に迷惑をかける場合があります。式の最中に立ち上がる、指定外の場所から撮影するなどは控えるようにしましょう。また、素敵なファッションでも、撮影に没頭しすぎると周囲からの評判を損ねる可能性があります。特に父親に多い傾向があるので、適度な撮影を心がけることが大切です。
校門前での会話に注意
入学式後、親たちが校門前や校庭でリラックスして話をすることもありますが、先生や学校に対する批評は控えましょう。親の会話を子どもたちが耳にすることもあり、その内容が子どもの学校生活にネガティブな影響を与える可能性があります。子どもたちは親の言葉を真に受けやすいので、適切な会話内容を心がけることが求められます。
まとめ
入学式は、保護者だけではなく子どもたちにとっても緊張する日です。洗練された服装で自信を持つことも大切ですが、子どもが学校へ前向きな気持ちで行けるように、励ましの言葉をかけてあげることが何よりも重要です。