玄関ドアの郵便受けから室内が見える悩みは、100均のPPシートや布を使って手軽に目隠しできます。
ポイントは投函口を完全に塞がず、上辺だけを固定した可動式にして郵便物の通り道を残すことです。
この記事では、ダイソーやキャンドゥで確認できる材料をもとに、素材の選び方や作り方、マグネットを使った固定方法、賃貸で気を付けたい点まで紹介します。
「安く作りたいけれど、郵便物が入らなくなるのは困る」という人が、自宅に合う方法を選べる内容です。
郵便受けの目隠しは100均で作れる|おすすめは可動式

玄関ドアの郵便受けから室内が見える悩みは、100均のPPシートや布などを使って対策できます。
ポイントは投函口そのものをふさぐのではなく、室内側に動く目隠しを付けて、郵便物が通る余地を残すことです。
投函口を塞がず視線だけ遮る形にする
郵便受けの目隠しを作るなら、上だけを固定して下側が動く形が扱いやすい方法です。
たとえば、玄関を通るたびに「外から部屋の中まで見えていないかな」と気になる場合を想像してみてください。
投函口より少し大きく切ったPPシートや布を室内側から垂らせば、普段は視線を遮り、郵便物が入るときだけ押し上げられる構造にできます。
完全にふさぐより、郵便を受け取る機能を残しながら外からの直線的な視線を遮る形が実用的です。
硬い板を投函口へ直接固定すると、封筒やチラシが途中で止まり、郵便物を受け取れなくなる場合があります。
目隠しを取り付けた後は、実際の郵便物に近い大きさの封筒などを通して動きを確認してください。
PPシートなら薄くて動かしやすく、布ならカーテンのように自然に垂らせるため、可動式にしやすい素材です。
カラーボードのように硬い素材を選ぶ場合は、投函口へ密着させず、室内側に少し離した位置で遮蔽板として使う方が郵便物の通り道を確保しやすくなります。
材料費は220円程度から始められる
100均でそろえる場合、目隠し素材と固定用品の2点を選べば、税込220円程度から作れる組み合わせがあります。
ダイソーのPPシートカラー両面つや消しは33.5×50cm、厚さ1.0mmで税込110円です。
同じくダイソーのマグネットシート粘着付は10×30cm、厚さ0.15cmで税込110円なので、2点なら税込220円です。
黒いカラーボードと固定用の両面テープを組み合わせる場合も、それぞれ税込110円の商品が確認されています。
まずは目隠し素材1点と固定用品1点というシンプルな構成で試すと、費用を抑えながら自宅の郵便受けに合う形を探せます。
ただし、ハサミやカッターなどの工具を新しく購入する場合や、固定用品を複数使う場合は220円を超えます。
「とにかく安く試してみたい」という人なら、家にある工具を使い、必要最低限の材料から始めるのが取り入れやすい方法です。
郵便受けの目隠しに使いやすい100均グッズ

100均で材料を探すなら、可動式にしやすいPPシートや布、しっかり視線を遮りやすいカラーボードが候補です。
郵便受け専用品に限定せず、加工しやすさと透けにくさ、郵便物を邪魔しないかを基準に選びましょう。
PPシートと布は可動式の目隠しに向く
手軽さを優先するなら、PPシートか布から検討すると作りやすくなります。
ダイソーのPPシートカラー両面つや消しは33.5×50cm、厚さ1.0mmで、ブラックを含む4色が掲載されています。
投函口より少し大きめに切り、上側だけ固定すれば、郵便物に押されて動く目隠しとして使いやすい形です。
室内をできるだけ見えにくくしたい場合は、ブラックのような不透明な濃色を選ぶ方が目的に合います。
キャンドゥには約35×50cm、厚さ0.75mmの半透明PPシートも掲載されています。
半透明タイプは光を通すため、室内の様子をしっかり隠す目的では不透明素材より向かない場合があります。
布を使いたい場合は、ダイソーで約50×55cmの黒系はぎれが税込110円の商品として確認されています。
上端だけを留めれば、のれんのように垂れ、郵便物が入るときには押し上げられる構造を作れます。
朝に玄関の明かりをつけたときや、夜に室内が明るい状態では薄い布ほどシルエットが見えやすくなるため、濃色を選ぶか、必要なら布を重ねる方法が候補です。
加工のしやすさを優先するならPPシート、柔らかく自然に動く目隠しにしたいなら布が選びやすい素材です。
カラーボードは離して置く遮蔽板に向く
室内をしっかり見えにくくしたい場合は、黒いカラーボードも候補になります。
ダイソーのカラーボード黒は30×45cm、厚さ5mmで税込110円です。
カッターで切ることができ、両面テープによる接着にも対応しています。
ただしPPシートや布より硬いため、投函口へぴったり貼り付けると郵便物の通過を妨げやすくなります。
使うなら投函口から室内側へ少し離し、外から見たときの視線だけを遮るついたてのような配置が向いています。
100均売り場で探すときは、次のように用途を分けると選びやすくなります。
- 動く目隠しを作りたい場合はPPシート
- 柔らかく垂らしたい場合は濃色の布
- 硬めの遮蔽板を作りたい場合はカラーボード
- 金属ドアへ着脱式で付けたい場合はマグネット用品
素材そのものよりも、郵便物の動きを邪魔せず、外からの視線を遮れる取り付け方までセットで考えることがポイントです。
なお、2026年9月28日の調査では、紹介したダイソーのPPシート、黒いカラーボード、黒系はぎれは公式ネットストアで在庫なしと表示されていました。
キャンドゥのPPシートも公式ページは確認できましたが、同日時点では販売期間外の表示でした。
公式サイトに商品ページがあっても、現在必ず店頭で購入できるとは限りません。
商品名だけにこだわらず、売り場では同じようなサイズと性質を持つPPシート、濃色の布、カラーボードを探すと選択肢を広げられます。
100均グッズで郵便物を通せる目隠しを作る方法

郵便物を受け取りながら目隠ししたいなら、投函口を固定した板でふさぐのではなく、郵便物に押されて動く構造にします。
PPシートや布の上辺だけを留めて垂らす方法なら、視線を遮りつつ投函機能を残しやすくなります。
PPシートや布は上辺だけ固定して垂らす
作り方の基本は、投函口より一回り大きい素材を用意し、室内側から上辺だけ固定することです。
まず玄関ドアの郵便受けを室内側から確認し、投函口の上下左右を覆える大きさにPPシートや布を調整します。
PPシートはハサミやカッターで扱える商品があるため、自宅の郵便受けに合わせて大きさを整えやすい素材です。
固定するときは全面を貼らず、上側だけを留めて下側を自由に動かせる状態にします。
こうしておくと通常時は素材が垂れて室内を隠し、封筒やチラシが入ると目隠しが押し上げられます。
「目隠しを付けたら郵便が入らなくなった」という状態を避けるには、可動部分を残すことがポイントです。
取り付け後は完成と考えず、封筒などを実際に投函口へ通して、引っ掛からず室内側へ落ちるか確認してください。
朝刊や厚めの郵便物などを受け取る家庭なら、目隠しと投函口の間に余裕を持たせた方が使いやすくなります。
布を使う場合も考え方は同じで、上部を固定してカーテンのように垂らします。
玄関の照明をつけた夜に外側から見え方が気になるなら、薄い明色より黒などの濃い色を選ぶ方が視線を遮りやすくなります。
カラーボードのような硬い素材を投函口へ密着させて固定すると、郵便物の通り道をふさぐ可能性があります。
硬い素材を使う場合は、投函口から少し離した位置で視線を遮る形にすると、受け取り機能を残しやすくなります。
マグネットが使えないドアは両面テープを検討する
玄関ドアに磁石が付く場合は、マグネットを使った着脱式にすると固定と取り外しがしやすくなります。
ダイソーの強力マグネットフック スイングは税込110円で、公式には金属塗装面へ取り付けられる商品として案内されています。
マグネットシート粘着付も税込110円で、ハサミやカッターで切って使える商品です。
たとえば休日に材料をそろえて帰宅し、いざ玄関へ付けようとしたら「磁石が全然付かない」ということもあり得ます。
玄関ドアは見た目だけでは磁石が使えるか判断できないため、家にある磁石などで固定予定の位置に付くか先に確認しておくと無駄がありません。
磁石が付かない場合は、目隠し素材の上辺だけを両面テープで固定する方法が候補になります。
ダイソーのはがせる強力固定用両面テープは15mm×2m、税込110円で、金属やプラスチック、ガラス面などへの小物固定用の商品です。
全面をべったり貼るのではなく必要な部分だけ固定すると、目隠しの下側を動かしやすく、郵便物の通過も妨げにくくなります。
ただし、はがせる商品でも玄関ドアの塗装面まで必ず無傷で済むとは限りません。
とくに賃貸では、接着方法を決める前にドア表面との相性まで考えておきましょう。
賃貸で郵便受けを目隠しするときの注意点

賃貸住宅で郵便受けを目隠しするなら、見た目や作りやすさだけでなく、退去時に元へ戻せる取り付け方を選びます。
穴を開けず、外したときにドアへ傷や接着跡を残しにくい方法を優先するのが基本です。
穴あけを避けて取り外せる固定方法を選ぶ
賃貸の玄関ドアでは、ネジ留めや穴あけによる固定は避け、マグネットや取り外せる方法から検討します。
国土交通省の原状回復に関するガイドラインでは、借主の故意や過失などによる通常使用を超える損耗や毀損は、借主側の原状回復対象として整理されています。
そのため「少しくらいなら大丈夫」と玄関ドアへ穴を開けるより、まず元へ戻せる方法を選んだ方が扱いやすくなります。
磁石が付く玄関ドアなら、目隠しの上側をマグネットで固定すれば接着剤を直接使わずに設置できます。
模様替えしたいときや目隠しを洗いたいときにも外せるので、位置を調整しながら試せる点もメリットです。
賃貸では一度で完成形を作るより、外せる状態で試し、郵便物の通り方や見え方を確認しながら調整すると失敗を減らせます。
ただし磁石が付くかどうかは玄関ドアによって異なるため、材料を買う前に確認してください。
土曜の午後にDIYを始めてから固定できないと気付くと、材料を買い直す手間が増えてしまいます。
また、物件ごとに契約条件は異なるため、取り付け方法に不安がある場合は賃貸契約の内容を確認してから施工します。
両面テープは塗装面への影響を確認して使う
磁石を使えない場合は両面テープも候補ですが、玄関ドアの塗装面との相性を確認してから使う必要があります。
ダイソーのはがせる強力固定用両面テープは、公式ページで「はがす際のり残りなし」と案内されています。
一方、その表示だけで賃貸住宅のすべての玄関ドアに影響が出ないと判断することはできません。
塗装の種類や表面の状態などによって条件が異なるためです。
目立たない場所で問題がないか確認し、不安が残る場合は管理会社や大家へ取り付け可否を確認してください。
使用するときも目隠し全面へ貼る必要はなく、上辺など固定に必要な部分だけに絞ると取り外す範囲を減らせます。
「退去するときにはがせばいい」と後回しにせず、取り付ける時点で外す場面まで想像しておくと安心です。
賃貸での郵便受け目隠しは、簡単に取り外せることまで含めて作り方を選びましょう。
なお、100均グッズで作る目隠しは、外から室内を見えにくくするためのものであり、本格的な侵入防止部品の代わりにはなりません。
大阪府警察は郵便受けを壊して手や器具を入れ、サムターンを回して解錠する侵入方法を案内しているため、防犯対策が目的なら郵便受けの破壊対策や施錠対策とは分けて考える必要があります。
郵便受けの目隠しを100均で失敗なく仕上げるポイント
100均グッズで郵便受けを目隠しするときは、見えにくさだけでなく、郵便物が問題なく通るかまで確認して仕上げます。
投函機能を残し、透けにくい素材とドアに合った固定方法を選べば、低予算でも使いやすい目隠しを作れます。
投函口を完全に塞がず郵便物の通り道を残す
完成後に最初に確認したいのは、郵便物が目隠しに引っ掛からず室内へ入るかです。
PPシートや布なら下側を動かせる状態にし、カラーボードなら投函口から少し離して配置すると、通り道を確保しやすくなります。
玄関の内側が隠れて満足したものの、翌日に封筒が途中で止まっていた、という仕上がりでは本来の郵便受けとして使いにくくなります。
取り付けたら、封筒などを外側から通して動作を確認してから使い始めてください。
透けにくい素材とドアに合う固定方法を選ぶ
室内への視線を遮りたいなら、黒などの不透明なPPシートや濃色の布が選びやすい素材です。
半透明の素材は光を通すため、夜に室内を明るくしたときなどは、求める目隠し効果を得にくい場合があります。
固定方法は、磁石が付くドアならマグネットを優先し、使えない場合はドア表面への影響を確認したうえで両面テープを検討します。
材料を買う前に「透けないか」「磁石が付くか」「郵便物が通るか」の3点を確認しておくと、作り直しを減らせます。
