初心者には難しい犬種トップ10!初心者向けの犬種も紹介します!

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犬を飼うことに興味はありますか?意外と知られていませんが、犬の飼育はかなり手間がかかり、思いがけず後悔することもあります。

犬の性格や飼いやすさを事前にしっかり理解し、迎え入れる準備を整えることが重要です。

今回は、外見は魅力的でも飼育が困難な犬種や、飼いにくいとされる犬種にスポットを当てて、少し辛口ですが「飼うのが難しい犬種トップ10」をランキング形式でご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

さらに、飼いやすい犬種についても詳しく説明しますので、それらを参考にして自分にぴったりの犬種を選んでみてくださいね!ww

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初心者にはおすすめできない犬種トップ10!飼育に挑戦が必要な犬種を解説

犬を飼う際、すべての犬種がすべての環境に適しているわけではありません。特に飼育が困難とされる犬種も存在します。

今回は、特に飼育に挑戦が必要な犬種をランキング形式で紹介します。これらの犬種は人気が高いですが、適切なケアが必要です。

1位:秋田犬
2位:ビーグル
3位:ジャックラッセルテリア
4位:セントバーナード
5位:ボーダーコリー
6位:ブルドック
7位:アメリカンコッカースパニエル
8位:ダルメシアン
9位:シベリアンハスキー
10位:ロットワイラー

これらの犬種が飼育に難しい理由を、一つずつ見ていきましょう。

【第1位】秋田犬

身長:約60〜67cm
体重:約35〜50kg
原産国:日本

秋田犬は、ふわふわの毛並みと大きな体が特徴で、見た目の愛らしさから多くの人に愛されています。性格は温和で、飼い主に対する忠誠心が厚いです。

しかし、秋田犬は他の大型犬と同様に、活発で運動量が多く必要とされます。体重が50kg近くになることもあり、他の犬や見知らぬ人に対して警戒心を強く示すことがあります。このため、適切な運動と訓練が不可欠です。

また、抜け毛が多いため、定期的なグルーミングが求められます。

秋田犬は国内外で注目されることも多く、特にフィギュアスケーターの有名選手が飼っていることで知られていますが、十分な訓練と管理が必要です。

茨城県では、特定犬種に指定されており、簡単に飼育できる犬種ではないため、飼育には経験と適切な環境が必要です。

【第2位】ビーグル

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体重:約18~27kg
体高:約33~40cm
原産国:イギリス

ビーグルはその愛らしい体格と愛くるしい外見で、広く人気を博しています。スヌーピーのモデルとしても有名で、その垂れた耳や魅力的な体色が多くの人の心を掴んでいます。

この犬種はとても明るく社交的であり、家族の中にすぐに馴染むことができます。元々狩猟犬として使われていたため、非常に賢く、人とのコミュニケーションを重視する友好的な性格が特徴です。寿命も12~14年と比較的長く、健康的な犬種と言えます。

しかし、飼育が難しい主な理由は「吠え癖」にあります。ビーグルはハウンド犬の一種で、狩猟犬としての役割から、何かを発見した時やストレスを感じた時に頻繁に吠える傾向があります。また、一人でいることを苦手とし、孤独を感じるとストレスが溜まりやすい性質も持っています。

ビーグルは独立心が強いため、しつけには根気と時間が必要です。多くの飼い主が存在する一方で、その飼育の難しさには驚かされることが少なくありません。

ビーグルの飼い主からは、狩猟犬としての本能が強いため、吠えることが多く、その声は大きく響くため、時には耐え難いこともあるとの声があります。しつけは必要ですが、即効性は期待できず、飼育経験が豊富な人でも苦労することがあります。

一方で、ビーグルの愛情深い性格や甘えん坊な様子は飼い主にとって大きな魅力です。過去に飼った犬種と比べても、特に愛おしいと感じる部分が多いと言われています。

飼う上での大きな課題は、短毛種であるにも関わらず、毛の抜けやすさです。家中が毛で覆われるため、定期的な掃除は欠かせません。服装にも注意が必要で、黒い服を着ると毛が目立つため、日常的にコロコロを使う必要があるとのことです。

ビーグルは狩猟犬としての本能が強いため、散歩中に逃走することもあり、その野生の本能を目の当たりにすると、犬と人との関係について新たな視点で考える機会を得ることができます。そのため、ビーグルを飼う際には、犬の本能とどう向き合うかが重要です。

【第3位】ジャックラッセルテリア

体高:20~30cm
体重:4~6kg
原産国:イギリス

ジャックラッセルテリアはその小柄な体と愛らしい外見で広く人気があります。特に表情豊かな耳と口元が魅力的で、12~16年の寿命を持ち、健康的な犬種とされています。

しかし、その見た目のかわいらしさに反して、ジャックラッセルテリアは非常に活動的で多くの運動が必要です。この犬種は好奇心が強く、エネルギッシュなため、飼育は挑戦的と言えます。

猟犬としての過去があり、訓練性に優れていますが、適切な訓練がなされない場合、その元気すぎる性格が手に負えなくなることも。十分な運動としつけ、そしていたずらからくる問題を避けるためには適切な環境が必要です。

この小さくて可愛い犬種を飼うには、相応の体力と時間を要する飼い主が求められます。

飼い主からは、「飼いにくい犬種リスト」に名を連ねることも多いが、適切なおもちゃとしつけによって初期の困難を乗り越えた経験が報告されています。5歳になった現在は、しつけがしっかり身につき、飼い主とのコミュニケーションもスムーズです。トイレトレーニングも成功しており、その努力は非常に愛らしいと感じられます。

その賢さと愛情深さから、しつけが成功すれば素晴らしい家族の一員となり得ると多くの飼い主が語っています。

【第4位】セントバーナード

体高:60~70cm
体重:50~90kg
原産国:スイス

セントバーナードはその巨大な体格と優しい垂れ耳、顔の模様で知られ、アルプスの少女ハイジにも登場することで有名です。温厚で、忍耐力があり、高い知能を持つため、現在でも救助犬として活躍しています。

しかし、体重が50~90kgに達することもあり、場合によっては100kgを超える個体も存在します。その強大な力は、大人の男性でさえ引きずられるほどです。

散歩や訓練時には、飼い主が十分な体力を持つ必要があり、この犬種の飼育は相当な努力を要します。子供一人では散歩ができないほどで、旅行時の預け入れも大型犬のため難しく、ペットホテルの料金も高額です。

さらに、病気になった際には動けなくなる可能性が高く、その場合一人でのケアはほぼ不可能です。これらの点から、セントバーナードを飼うには広い空間、十分な体力、そして経済的な準備が必要とされています。

そのため、非常に魅力的な犬種でありながら、そのサイズと必要なケアのため飼育が困難とされています。

【第5位】ボーダーコリー

体重:約25kg
体高:約53cm
原産国:イギリス

ボーダーコリーは、その長い毛並み、整った顔立ち、そして独特の耳の形で知られています。この犬種は、賢さと活動的な性格で有名で、牧羊犬としての能力も高く評価されています。飼い主としっかりと信頼関係を築けば、非常に扱いやすい犬種になります。

しかし、その信頼関係が構築されない場合は、飼い主の指示を無視することがあり、問題行動を起こす恐れもあります。そのため、幼少期から積極的にかかわり、適切な訓練と共に充分な運動を提供することが重要です。ボーダーコリーはエネルギーが溢れる犬種なので、アクティブなライフスタイルを送れる飼い主が適しています。

飼い主の声によると、ボーダーコリーは室内での抜け毛が非常に多く、定期的なグルーミングとシャンプーが必要です。ペット美容院への定期的な訪問も避けられません。しかし、この犬種は比較的おとなしい性格で、しつけも容易であるため、その美しい毛並みを手入れすることは楽しい作業となります。

【第6位】ブルドッグ

体重:約25kg
体高:30~40cm
原産国:イギリス

ブルドッグはそのシワが特徴的な顔と、ずんぐりとした体形、そして独特の歩き方で愛されています。かつては攻撃性を持っていましたが、品種改良を経て現在はとても温厚で寛容な性格をしています。

家族に対して深い愛情を持ち、子供がいる家庭にも適しています。ただし、ブルドッグは寿命が8~10年と比較的短めであり、顔のシワのケアが必要です。また、暑さに弱いため、適切な室温管理が求められます。

食べることが大好きで、過食による肥満を防ぐためには食事の管理が重要です。飼い主は「食べ過ぎないように」という制限を設けながらも、適切なケアを心掛ける必要があります。

ブルドッグを飼っている一人の飼い主は、飼育コストが予想以上に高かったと感じつつも、家族に多くの喜びをもたらしてくれる存在であるため、飼育して良かったと感じています。ペット保険の加入や予防接種など、初期の準備には手間とコストがかかりますが、その存在が家庭に明るさをもたらすため、その努力は報われるものです。

【第7位】アメリカンコッカースパニエル

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体重:10kg~15kg
体高:35cm~40cm
原産国:アメリカ

アメリカンコッカースパニエルは平均寿命が12~14年とされ、中型犬として知られています。この犬種の魅力は、その大きな垂れ耳とカールした豊かな毛並みにあります。

もともと猟犬として使われていたことから、この犬種は非常に賢く、活動的です。性格は柔和で人懐こく、警戒心が少ないため、付き合いやすいとされます。ただし、耳の病気や皮膚病、目の疾患や慢性的な肝炎など、遺伝的な健康問題を持ちやすいため、飼育には定期的な獣医の診察が欠かせません。そのため、時間と財力の両面での準備が求められます。

アメリカンコッカースパニエルの飼い主は、その穏やかで人なつっこい性格を高く評価しています。食欲が旺盛で太りやすいため、適切な食事管理と運動が必要ですが、過度の運動は腰のヘルニアの原因にもなり得るため注意が必要です。

この犬種は長い毛を持っているため、定期的なトリミングと毎日のブラッシングが不可欠です。2ヶ月に一度のプロのトリミングと家での日々のケアによって、その美しい外見を維持します。

また、非常に社交的で甘えん坊な性格をしているため、長時間一人にされると寂しさを感じることがあります。フルタイムで働いている家庭では、犬が孤独を感じないような配慮が必要です。

耳の長い毛やカールした毛の手入れは特に手間がかかりますが、それに見合うだけの愛情を持って接することができる飼い主にとっては、その努力は報われるものです。アメリカンコッカースパニエルは訓練がしやすく、特に子供がいる家庭での飼育に適しており、家族みんなに愛される存在となるでしょう。

【第8位】ダルメシアン

原産国:クロアチア
体高:55cm~60cm
体重:約30kg

ダルメシアンは、白地に黒い斑点が特徴的な外見で、筋肉質かつスリムな体形を持ち、上品さと気品を兼ね備えた非常にファッショナブルな犬種です。活動的で走るのを非常に好むため、日常的に多くの運動が必要です。馬車と共に走っていた歴史を持つため、持久力も抜群です。

この犬種は飼い主に対しては非常に愛情深いが、他の人には強い警戒心を示すことがあるため、番犬としての役割も果たします。しかし、その警戒心の強さがゆえに、適切な社会化訓練が不可欠です。

また、ダルメシアンは頑固な面もあり、しつけには経験と根気が必要で、初心者には少し扱いが難しいかもしれません。他の人や環境に慣れさせるための訓練を行うことが重要です。

【第9位】シベリアンハスキー

原産国:アメリカ
体高:55cm~60cm
体重:20kg~30kg

シベリアンハスキーはその魅力的な外見とカリスマで広く人気を博しています。子犬の頃は特にふわふわで可愛らしく、成長するにつれてその美しさが増します。非常に社交的で、飼い主以外の人にも友好的ですが、警戒心が少ないため、どんな人にも開放的です。

ただし、シベリアンハスキーは非常に活発であり、運動を大量に必要とするため、日々の運動不足が問題を引き起こす可能性があります。不十分な運動は家の中での破壊行動やストレスにつながるため、充分な運動と遊びを提供することが不可欠です。また、この犬種は寒さには強いですが、暑さに非常に弱く、夏場は特に冷房などで快適な環境を整えることが必要です。

シベリアンハスキーの飼い主からは、夏の暑さへの対応が特に大変であるとの声が多く、早朝や夜間など涼しい時間に散歩をすることが推奨されています。しかし、その美しい外見と人懐っこい性格が散歩中に多くの注目を集め、多くの人々に愛される理由となっています。

シベリアンハスキーは豊富な運動量の必要性を理解し適切に対応できる家庭であれば、非常に素晴らしい家族の一員となるでしょう。

【第10位】ロットワイラー

原産国:ドイツ
体高:60~70cm
体重:約50kg

ロットワイラーは、その愛らしい顔つきと特徴的な垂れ耳で知られており、家族に対する愛情が非常に深い犬種です。この犬種は知能が高く勇敢であり、その能力を活かして警察犬、軍用犬、山岳救助犬としての役割を果たしています。

性格は基本的に従順で穏やか、忠誠心が強く、飼い主に対しては素直です。しかし、家族以外の人々が多い場所では、警戒心を強めることがあります。家族を守る本能が強いため、危険を感じた際には攻撃的になることも。

見知らぬ人や新しい環境に対して攻撃的になりがちなので、幼少期からしっかりとした社交性の向上が求められます。また、成犬になると大きな体と強い力を持つため、飼い主は適切なコントロール技術と体力を持つ必要があります。

ロットワイラーは扱いが難しい犬種としても知られており、アメリカの一部の州では飼育が制限されています。そのため、犬の飼育経験が豊富でない人には、この犬種の飼育は特に挑戦的かもしれません。

飼育が困難な犬種の特徴

飼いにくい犬種の特徴として、以下の点が挙げられます:

  • 大型で成長する
  • 特定犬に指定されている可能性がある
  • 訓練が難しい

大型犬の飼育の課題

大型犬の飼育は、そのサイズから多くの課題を伴います。例えば、ハスキーや秋田犬などは子犬時代は非常に愛らしいですが、成長するとその大きさから餌代やトリミング代、緊急時の預かり費用など飼育コストが小型犬と比較して高額になりがちです。さらに、強い体力と力を持つため、子供だけでの散歩が困難であり、抜け毛の量も多くなります。

訓練が難しい犬種

訓練が難しいとされる犬種には、大型犬だけでなく、知能が高くプライドが高い犬種も含まれます。ボーダーコリーやジャーマンシェパードはその賢さから訓練が複雑になることがあります。小型犬では、トイプードルやパピヨンなども同様に高い知能が訓練の難しさを増す原因となっています。また、ミニチュアピンシャーやジャックラッセルテリアのような活発で好奇心旺盛な犬種は、見た目の小ささとは裏腹に神経質で攻撃的になりやすく、見知らぬ人や環境に挑戦的になることがあります。これらの犬種は狩猟犬としての本能が強く残っているためです。

特定犬の指定について

「特定犬」とは、人に危害を与える可能性がある犬や、咬傷事故が発生した際に重大な事故に至るリスクが高い犬種を指します。これらは自治体の条例によって犬種やサイズに応じて定められています。特定犬に指定されている犬種を飼う際は、飼育者の経験と環境をしっかり考慮し、適切な訓練や必要に応じてしつけ教室の利用も考慮するべきです。

飼いにくい犬種には多くの挑戦が伴いますが、適切な訓練と信頼関係の構築を通じて、充実した共生が可能です。飼いにくさを理由に躊躇するのではなく、飼う前に自分自身が犬のためにできることをじっくりと考え、それに基づいて適切な犬種を選ぶことが重要です。

飼いやすい犬種トップ9を紹介

飼いにくいとされる犬種が数多くある中、特に大型犬がそのリストに多く見られます。今回は、比較的飼いやすいとされる犬種をランキング形式でご紹介します。

1位:トイプードル
2位:ヨークシャーテリア
3位:チワワ
4位:ミニチュアダックスフンド
5位:ポメラニアン
6位:ミニチュアシュナウザー
7位:柴犬
8位:マルチーズ
9位:シーズー

これらの犬種は小型であり、訓練が比較的容易で人懐こい性格を持っています。ただし、その人懐っこさから一人でいることを苦手とする場合もあります。また、小型犬ならではの注意点として、高い場所からの飛び降りに注意が必要です。

「特定犬」という制度

「特定犬」とは、自治体によって定められた、特に管理が厳しく必要とされる犬種を指します。この制度には大型犬が多く含まれ、人や他の動物に危害を加える可能性がある犬種が指定されています。例えば、茨城県や札幌市などがこの制度を導入しており、大型犬による咬傷事故がそのきっかけとなっています。

札幌市では、土佐犬、秋田犬、ドーベルマンなどが特定犬として登録されています。これらの犬種に対しては、飼い主がしっかりとした管理を行い、適切な飼育環境を整える必要があります。

まとめ

この記事では、飼いにくい犬種とその理由、そして比較的飼いやすいとされる犬種について説明しました。犬種によって得意なことや苦手なこと、性格が異なるため、飼い主と犬との信頼関係や愛情表現の方法も変わってきます。

飼いやすいと一括りに言えないため、飼い主の生活環境や経験を考慮し、犬種の特性を理解した上で選ぶことが大切です。適切な知識とケアにより、飼い主と犬双方が幸せな生活を送れるようにしましょう。

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