「家で魚を飼うと癒やされるけれど、飼育は難しいかもしれないと心配しています・・・。」
「暖房器具が必要な魚はちょっと手が出せないけど、カラフルで美しい熱帯魚を飼ってみたいですね・・・。」
特に熱帯魚はその華やかさで知られていますが、飼育には水温を一定に保つヒーターが必要など、いくつかの注意が必要で、始めるのが難しいこともあります。
しかし、ヒーター不要で飼育が容易な熱帯魚や他の美しい魚も多くいます。
今回は、ヒーターなしで飼育できる丈夫で魅力的な魚をいくつかご紹介します!
以下のリストをご覧ください:
↓↓↓
・楊貴妃メダカ
・金魚
・グッピー
・プラティ
・コリドラス・パレアタス/コリドラス・アエネウス
・モーリー
・ゼブラダニオ
・アラバマレインボー・シャイナー
・パラダイスフィッシュ
各魚種の特徴や生態についても簡単にご紹介していますので、興味がある魚を見つけてくださいね!
初心者にもおすすめ!ヒーター不要で飼える強くてかわいい魚たち
さて、ヒーターがなくても簡単に育てられる、丈夫で愛らしい魚たちについて見ていきましょう!
ちなみに、オンラインショップでも魚を購入することができます。生き物への配慮を忘れない丁寧な梱包と配送で、魚たちもストレスフリーです。
ペットショップが近くにない方にも、この方法はとても便利です。ぜひオンラインでの購入を検討してみてください。
①アカヒレ
まずお勧めするのは、非常に強健で飼いやすいアカヒレです!
この魚は小さな容器での飼育も可能ですが、「コッピー」と呼ばれるほどです。鮮やかな赤いヒレが特徴的なこの淡水魚は、その飼育の容易さから初心者に最適です。
アカヒレは温帯魚で、ヒーターがなくても育ちます。水温が10度以上であれば健康を維持できます。最適な水温範囲は10度から27度です。
強くて飼いやすく、その美しい姿を楽しめるので、できるだけ広いスペースで飼うことをお勧めします。
②楊貴妃メダカ
続いて、鮮やかな蛍光オレンジ色が美しい楊貴妃メダカを紹介します。
このメダカは日本原産で、その色鮮やかさは熱帯魚にも劣りません。低温や水質の変化に強く、ヒーターがなくても飼育できるのが特徴です。通常、メダカは2度から38度の温度範囲で生存でき、15度から26度の水温で最も活動的に泳ぎます。日本のほとんどの地域で飼育が容易で、適切な水温管理によって健康的に育てることができます。
③金魚
金魚は、日本のお祭りなどで親しみやすい姿を見せる、日本文化に深く根付いた魚です。多種多様な美しい品種があり、それぞれが独自の鮮やかな模様や色を持っています。金魚は日本原産で、ヒーターを使わなくても飼育可能ですが、15~28度の水温が理想的です。ただし、水温の急変には非常に敏感なため、水槽の移動や水替えの際には特に注意が必要です。
④グッピー
グッピーはその鮮やかな色合いと模様で知られる代表的な熱帯魚です。様々な色のバリエーションが存在し、自分の好みに合ったグッピーを見つけることができるのも魅力の一つです。本来は熱帯魚ですが、日本の自然環境にも適応しており、比較的暖かい地域ではヒーターなしで飼育することが可能です。理想的な水温は23~26度で、水温が20度以下にならないように気を付ける必要があります。生活環境を考慮して飼育を検討しましょう。
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⑤プラティ
プラティは丸みを帯びた体形と愛らしい尾ひれの模様が特徴で、人気があります。尾ひれにミッキーマウスやハートのような模様が見られる個体もおり、これがさらに人気を集めています。性格は非常に社交的で、人になつきやすいため、親しみやすい魚です。この魚は温暖な環境であればヒーターを使わずに飼育が可能ですが、理想的な水温は20~28度です。グッピーと同じく、飼育前にはご自宅の環境を良く考慮することが推奨されます。
⑥コリドラス・パレアタス/コリドラス・アエネウス
コリドラスはナマズ科の魚で、特徴的なひげがチャームポイントです。この種の中でもコリドラス・パレアタスとコリドラス・アエネウスは特に丈夫で、ヒーター無しでも育てることができます。
これらは病気に強く、飼育も容易なため、魚初心者にもお勧めです。適した水温は23℃~24℃で、26℃以上になると生活に適さないため、夏はクーラー付きの部屋が必要です。寒さにも比較的強く、理想的な水温は20度以上が望ましいです。なお、コリドラス・パレアタスはアエネウスよりもさらに丈夫であるとされています。アルビノ種も人気があり、その白い体色が愛らしいです。
⑦モーリー
モーリーは細長い体型が特徴で、水槽内の藻や油膜を食べることで清掃を助けてくれる実用的な魚です。価格も手頃で、低温に強いため、飼い始める初心者にも向いています。モーリーに適した水温は20~26度で、この範囲での飼育が彼らにとって最も快適です。
⑧ゼブラダニオ
名前の通りゼブラ模様が特徴的なゼブラダニオは、インドが原産で温暖な気候を好みますが、低温にも比較的強いです。水温が15度まで下がる環境でも生存が可能ですが、理想的な水温は20~28度です。温度が低すぎると彼らにとっては厳しいため、適切な水温の維持が重要です。活動的で、広い水槽での飼育を推奨します。広い空間で彼らが元気に泳ぐ様子を楽しめます。
⑨アラバマレインボー・シャイナー
この魚はアメリカに生息する温帯魚で、「レインボー」と名付けられた通り、その体は虹のように輝きます。温帯魚のため、寒い環境にも強く、ヒーターなしでの飼育が可能です。理想的な水温範囲は18~26度とされています。ただし、市場での流通は限られており、主要なオンラインショップではなかなか見つかりませんが、その美しい外見は飼育の努力に値します。
⑩パラダイスフィッシュ
パラダイスフィッシュは「タイワンキンギョ」とも呼ばれ、台湾や日本の沖縄を含む地域に生息しています。この魚は低温にも強いため、ヒーター無しで育てることが可能です。適切な水温は23~27度です。特筆すべきは、エラ呼吸だけでなく肺呼吸も可能で、酸素の少ない環境でも生存できる点です。
簡単管理のビオトープ推奨
水換えがほぼ不要で、数ヶ月ごとの簡単なメンテナンスで済む飼育セットが存在します。魚と植物を一緒に楽しめるビオトープは、見た目もスタイリッシュで、管理も楽々です。
まとめ
今回紹介したのは、ヒーター不要で飼育可能な魚たちです。これらの魚は一般に低温に強いですが、アカヒレ、メダカ、金魚を除き、20度以下の水温は避けるべきです。適切な環境は20~26度の間で保つことが理想的です。過度に冷たいまたは暑い環境は避けましょう。もし飼育を検討しているなら、各魚の生態について十分に調べ、最適な環境を整えてから飼育を始めることをお勧めします。