アイリスオーヤマの電気圧力鍋「PC-MA4」と「KPC-MA4」の大きな違いは、自動メニューの数と操作方法です。
PC-MA4は6種類、KPC-MA4は80種類の自動メニューを搭載していますが、基本的な圧力調理性能や容量は共通しています。
どちらを選ぶか迷ったら、普段作る料理と自動調理を使う頻度を基準にすると判断しやすくなります。
この記事では、両機種の機能や使い勝手、価格差を比較し、それぞれどんな人に向いているのかを紹介します。
購入前に確認したいポイントを押さえて、自分の料理スタイルと予算に合う1台を見つけてください。
PC-MA4とKPC-MA4の違いは?5つのポイントを比較

PC-MA4とKPC-MA4の大きな違いは、自動メニューの数と操作方法です。
どちらもアイリスオーヤマの4.0L電気圧力鍋ですが、予約調理やお手入れ機能にも違いがあるため、普段の料理の仕方に合わせて選ぶのがポイントです。
| 比較項目 | PC-MA4 | KPC-MA4 |
|---|---|---|
| 自動メニュー | 6種類 | 80種類 |
| 操作方法 | ボタン式 | 液晶画面・選択つまみ・ボタン |
| 予約調理 | 4種類の自動メニューに対応 | 予約に対応した自動メニューから選択 |
| お手入れ専用メニュー | なし | 30分間の煮沸洗浄 |
| 本体カラー | ホワイト | ブラック |
自動メニューは6種類と80種類で操作方法も異なる
PC-MA4は6種類、KPC-MA4は80種類の自動メニューを搭載しています。
PC-MA4で選べる自動メニューは、次の6種類です。
- 白米
- カレー
- 煮付け
- 豚角煮
- おでん
- 肉じゃが
いずれも家庭で作る機会の多い定番料理で、操作パネルのボタンからメニューを選択できます。
一方、KPC-MA4は液晶画面に表示されたメニューを見ながら、選択つまみを回して料理を選ぶ仕組みです。
メニューのカテゴリーや食材から探せるため、作りたい料理に対応した調理プログラムを選択できます。
たとえば、仕事帰りに夕食を作る場面を想像してみてください。
「今日は何を作ろう」と迷ったとき、画面に表示される料理から献立を選びたいなら、KPC-MA4の操作方法が合っています。
よく作る料理が決まっていて、ボタンを使って手早く設定したい人には、PC-MA4の操作方法が選択肢になります。
KPC-MA4には、よく使うメニューのお気に入り登録や、表示するメニューを絞れる「かんたんモード」も用意されています。
自動メニューの数だけでなく、料理を選ぶときの操作方法も大きな違いです。
なお、PC-MA4でも手動設定を使えば、自動メニューに登録されていない料理を作れます。
自動メニューが6種類だからといって、作れる料理が6種類に限られるわけではありません。
予約調理・お手入れ機能・デザインの違い
予約調理の対象メニューと専用のお手入れ機能にも、両機種で違いがあります。
アイリスオーヤマの取扱説明書によると、PC-MA4で予約できるのは次の4種類です。
- 白米
- カレー
- 豚角煮
- おでん
予約設定は30分単位で、白米・豚角煮・おでんは1時間30分から12時間、カレーは1時間から12時間の範囲で指定できます。
KPC-MA4は、予約調理に対応した自動メニューを選び、できあがりまでの時間を設定する方式です。
公式レシピでは、豚の角煮や牛すじの煮込み、ポトフなどが予約調理に対応しています。
ただし、80種類すべての自動メニューを予約できるわけではありません。
予約機能を使いたい料理が決まっている場合は、購入前に対応メニューを確認しておきましょう。
お手入れについては、KPC-MA4に専用の煮沸洗浄メニューが搭載されています。
内なべに水を入れて専用メニューを選ぶと、30分間の煮沸洗浄を行う仕組みです。
カレーなどの調理後に、内なべの汚れやにおいが気になるときに利用できます。
PC-MA4には同様の専用メニューがありませんが、両機種とも内なべやふた、パッキンを取り外して洗えます。
専用の煮沸洗浄機能も使いたいなら、KPC-MA4が対応しています。
なお、煮沸洗浄だけで日常的な部品の洗浄を省けるわけではありません。
本体カラーはPC-MA4-Wがホワイト、KPC-MA4-Bがブラックです。
キッチンに置いたときの見た目も気になる人は、操作パネルのデザインと合わせて確認しておくと選びやすくなります。
PC-MA4とKPC-MA4で作れる料理や基本性能を比較

PC-MA4とKPC-MA4は、自動メニューの数こそ異なりますが、基本的な調理機能や容量は共通しています。
PC-MA4でも多彩な料理に対応できるため、自動メニュー数だけで判断せず、実際に使いたい調理方法や必要な容量を確認しましょう。
PC-MA4も80種類のレシピと6種類の手動調理に対応
PC-MA4にも80種類のレシピが用意されており、自動メニュー以外の料理を作れます。
ここで押さえておきたいのが、自動メニュー数とレシピ数の違いです。
自動メニューとは、本体に登録されている調理プログラムのことです。
PC-MA4は登録済みの6種類以外にも、レシピを参考にして調理時間や温度を設定できます。
一方、KPC-MA4は80種類の料理に対応する自動メニューがあり、作りたい料理を本体から選択できます。
どちらも対応している6種類の手動調理は、次のとおりです。
- 圧力調理
- 温度調理
- なべモード
- 無水調理
- 蒸し調理
- 低温・発酵調理
たとえば、休日に蒸し料理を作ったり、温度を設定して発酵調理に挑戦したりする使い方は、どちらの機種でも可能です。
レシピを見ながら設定することに抵抗がなければ、PC-MA4でも料理の幅を広げられます。
反対に、調理のたびに設定を確認する手間を減らしたい場合は、KPC-MA4の自動メニューが役立ちます。
自動メニューを選んでも、すべての料理が途中操作なしで完成するわけではありません。
KPC-MA4の公式カレーレシピでも、圧力調理後にルーを加え、なべモードで加熱する工程があります。
料理の完成までに必要な作業は、選択するレシピによって異なります。
容量・圧力・炊飯機能は共通!調理性能に差はある?
PC-MA4とKPC-MA4は、メーカーが公表している最高圧力・消費電力・調理容量が同じです。
基本仕様を比較すると、次のようになります。
| 比較項目 | PC-MA4 | KPC-MA4 |
|---|---|---|
| 満水容量 | 4.0L | 4.0L |
| 調理容量 | 2.6L | 2.6L |
| 最高圧力 | 70kPa | 70kPa |
| 定格消費電力 | 1000W | 1000W |
| 白米の炊飯容量 | 最大6合 | 最大6合 |
| 玄米の炊飯容量 | 最大4合 | 最大4合 |
基本的な圧力調理性能や容量を重視するなら、公式仕様上の違いはありません。
ただし、最高圧力と消費電力が同じでも、実際の調理時間や仕上がりまで完全に一致すると確認されたわけではありません。
同じ条件で両機種を調理した比較データはないため、どちらか一方が早く完成するとは断定できません。
容量についても、満水容量4.0Lと実際に料理を作れる調理容量2.6Lは区別して考える必要があります。
メーカーは両機種を4人分の調理に対応する製品として紹介しています。
夕食に家族4人分のカレーを作りたい場合などに、容量を検討する目安になります。
ただし、料理の種類や具材の大きさによって作れる量は変わるため、毎回必ず4人分を用意できるわけではありません。
豆類など加熱によって膨らむ食材は、通常の最大水位とは別に使用量の制限が設けられています。
炊飯機能についても両機種で共通しており、白米は最大6合、玄米は最大4合まで炊けます。
圧力調理も炊飯も使いたい人は、自動メニューの使い方や価格を中心に比較すると選びやすくなります。
なお、本体の奥行きはPC-MA4が318mm、KPC-MA4が334mmで、16mmの差があります。
設置場所を決める際は、本体寸法だけでなく、ふたの開閉や蒸気の排出に必要な空間も確保してください。
PC-MA4とKPC-MA4の価格差と自分に合う選び方

PC-MA4とKPC-MA4の価格差は、2026年9月21日に確認した公式通販の掲載価格で4,320円です。
基本的な調理性能は共通しているため、追加機能をどのくらい使うかによって、自分に合う機種が変わります。
公式通販の価格差4,320円に見合う機能の違い
アイリスオーヤマの公式通販「アイリスプラザ」で確認した価格は、次のとおりです。
| 比較項目 | PC-MA4-W | KPC-MA4-B |
|---|---|---|
| 掲載価格(税込) | 18,480円 | 22,800円 |
| 自動メニュー数 | 6種類 | 80種類 |
| 専用お手入れメニュー | なし | あり |
| 操作方法 | ボタン式 | 液晶画面・選択つまみ・ボタン |
4,320円の価格差で変わるのは、主に自動メニューの選択肢や操作のしやすさ、専用のお手入れ機能です。
両機種の最高圧力は70kPa、調理容量は2.6Lで共通しています。
つまり、KPC-MA4を選んだからといって、一度に作れる料理の量が増えるわけではありません。
たとえば、週末にまとめてカレーや肉じゃがを作ることが中心なら、PC-MA4の自動メニューでも対応できます。
一方、平日の夕食にさまざまな料理を作りたい人は、KPC-MA4の豊富な自動メニューを使う機会が増えるはずです。
レシピを確認して時間や温度を設定する手間を減らしたい場合も、KPC-MA4の追加機能が選択肢になります。
ただし、80種類の自動メニューをすべて使う必要はありません。
普段作る料理が登録されているかを確認すると、価格差を払う意味があるか判断しやすくなります。
掲載価格は2026年9月21日の調査時点のもので、現在の販売価格を保証するものではありません。
購入先によって価格が異なるため、注文する際は送料やクーポン、ポイント還元も含めて確認してください。
PC-MA4とKPC-MA4はそれぞれどんな人に向いている?
PC-MA4とKPC-MA4は、普段の料理の作り方によって向いている人が異なります。
定番料理や手動調理が中心ならPC-MA4、多彩な自動メニューを使いたいならKPC-MA4が候補になります。
PC-MA4は、次のような人に合っています。
- 本体の購入費用を抑えたい人
- カレーや肉じゃがなどの定番料理を中心に作る人
- レシピを見ながら調理時間や温度を設定できる人
- 液晶画面よりもボタンで直接操作したい人
PC-MA4には80種類のレシピが用意されているため、手動設定を使えば自動メニュー以外の料理にも挑戦できます。
ただし、登録されていない料理では、レシピに合わせて設定する手間がかかります。
KPC-MA4は、次のような人に合っています。
- 本体から選べる自動メニューの種類を増やしたい人
- 液晶画面を見ながら料理や設定項目を選びたい人
- お気に入り登録やかんたんモードを使いたい人
- 専用の煮沸洗浄メニューも利用したい人
たとえば、夕方に冷蔵庫を開けて「今日はこの食材で何を作ろう」と考えることが多いなら、料理のカテゴリーや食材からメニューを探せるKPC-MA4が便利です。
ただし、決まった料理しか作らない場合は、80種類の自動メニューを十分に使わない可能性もあります。
また、毎回の手動設定を負担に感じないなら、PC-MA4でも幅広い料理を作れます。
購入前に、よく作る料理・希望する操作方法・予算の3つを照らし合わせてみてください。
自分が実際に使う機能を基準にすれば、必要のない機能に費用をかけずに済みます。
PC-MA4とKPC-MA4の違いを踏まえて自分に合う1台を選ぼう
PC-MA4とKPC-MA4は、基本的な圧力調理性能や容量が共通する電気圧力鍋です。
購入時は自動メニュー数や操作方法、予約調理、お手入れ機能の違いを確認し、普段の料理に必要な機能から選びましょう。
価格を抑えながら定番料理や手動調理を楽しみたい人には、PC-MA4が合っています。
自動メニューは6種類ですが、80種類のレシピが用意されており、手動設定を使ってさまざまな料理を作れます。
一方、料理を本体から選んで自動調理する機会が多い人には、80種類の自動メニューを備えたKPC-MA4が合っています。
液晶画面による操作やお気に入り登録、専用の煮沸洗浄機能も利用できます。
公式通販で確認した両機種の価格差は4,320円ですが、販売価格は購入時期や販売店によって変わります。
まずは普段よく作る料理を思い浮かべ、自動メニューに任せたいのか、自分で調理条件を設定したいのかを整理してみてください。
そのうえで購入時の価格を比較すれば、自分の料理スタイルと予算に合う1台を選べます。
